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熱帯夜


静かな熱帯夜に遠くでなる花火が木霊している

蚊取り線香がわりの煙草の煙

消すことを拒む冷房の風を浴びつつ

ゆっくりと眠気に負けていく

夏の寝床でもがいて汗疹ができても知らぬ振り

湿った布団は朝から夜にかけて乾いていた

残ったいた自分の匂いにしかめっ面で

おやすみなさいと呟いた

瞼を閉じたら聞こえるのは吐息だけ

くゆらせた煙草の残り香が漂うなかで

深く深く息を吐いて朝を待とう



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あっつっつ



汗ばむ体を蝕む熱
冷房を効かすことせずに行う我慢は
2時間ほどで終了と相成った

冷えた飲み物を口へと運び
唇から零れ下着一丁の太ももへと雫が落ちる
冷たいと感じ眉を寄せた

夏を感じる今日一日である

風は温くしかし涼しい
たまに吹く強めの温い風は
熱を帯びた体には冷風のような安らぎだった

午後の西日が強くなり
冷房をつけた部屋でラーメンを食べる
汗が出ても冷えていき
冷えていっても汗が出る

最後の汁まで食べ終わって
また冷房を消して風で涼む
シャワーを浴びたくなるような一日
そんな日がここ最近は続いている

やはり夏を感じる今日一日である




ゆらゆらと歩く道の先に浮かぶ陽炎
追いかけても掴まえられそうもないのに
ふらふらと追いかけていた

遠い道程だと感じた道のりは
歩くたびに距離が縮んでいることを忘れさせる
一つのラインに辿りついて
ようやくそんな事に気がついた

石段に腰をおろし
持参したタオルで汗を拭き
早く着きすぎた時間を空でも見て過ごす
夏の熱とたまに吹く風が心地いい

まだこないまだこない

そうして待つ楽しみをようやく出来るようになっていた。


スイカくん




白い砂浜、青い海。
そう思ってみてみれば、ペットボトルで埋まる砂浜も、発砲スチロールが浮かんでいる海も、綺麗に見える。

「やぁ、僕スイカ君!皆に夏の思い出をつくるよ!」

そんな声が聞こえたような気がしたのも、きっと今が夏だからで、
きっと猛暑で頭がぼんやりする所為だろう。

「砂浜に僕がいけば、赤い果汁が飛び散るよ!」

不思議なことに幻聴はまだ聞こえる。
声自体が追いかけてるような奇妙な感覚は、やはりここが夏で、海だからだろう。
人気の無い場所を選んだという、自分の過ちを少しばかり後悔し始めていた。

「ね、ね?」

いまだに耳元に届く不快極まりない声を無視して、レジャーシートを広げる。
パラソルを忘れたのは痛恨だが、まぁ変わりにビールだけは山のようにある。

「花火みたいで綺麗でしょ?」

そういった声が聞こえたとたんに、私は花火のように飛び散った。



だいたいのいつも




透き通るという言葉。
そんな印象を受ける風景の場所に居た。
心が洗われるようでいて、なにかが刺さるようでもある。
それでも、そこは透き通る場所だった。

不意に風が吹く。
時に激しく、時々弱く、たまに柔らかく温かく。
そして目を細めて、しっかりとその景色を目に留めることにした。

そんな今か昔のことを思い出そうと努力する。
自分が見た景色の良さを、そこに居た居心地の良さを。
なにが良かったのかまでは思い出せないけれど。
そこに居たことを喜んでいる想いは、まだ忘れてはいなかった。


「――――」

枕元の目覚ましが煩い。
横向きに寝ていたので、どうにも手が届かない。

「――――」

まだ鳴っている。
どうにか止めようと、本来は人に出来ない方向へと手を伸ばした。

・・・・・・痛かった。
肩から首筋に添って強烈な痛みが走る。
引きつったような、筋肉を裂かれるような、そんな痛みだ。

しょうがないと眉を顰め、左の首筋を撫でながら体を起こした。
口を開けっ放しで寝ていたのだろう、カラカラに乾いた口からは、
痛みによる呻き声しか出てこない。

鳴り続ける目覚ましを止め、枕もとの携帯を手に取り時間を確認する。

「まだ、六時か・・・・・・」

寝ぼけた頭で、二度寝が出来るのではないかと考え、
首筋の痛みから、徐々に目が覚めていく。

ふと、なんだか妙な夢を見た気がすると、汗ばんだ頭を私は掻いていた。



目が覚めたときに痛めた首筋は、昼になっても未だに痛む。
起き掛けにふらつきながらも、PCのある部屋へと進み電源を入れる。
日曜という休みだろうが、平日であろうが。
毎朝のこの往復作業は変わらない。

PCの電源が入り、PCが使用可能になるまでの間に、
一階まで降り洗面所で顔を洗う。
夏場になったとはいえ、水は冷たい。
けれど、寝起きでぼやけた頭には、その冷たさが心地よい。
歯を磨くのは朝食後にしようかと僅かに悩み。
顔を洗いながら段々と面倒になったきたので、
そのまま自室に戻ることにした。


もうこの椅子は何年使っていることだろう。
背もたれに体重をかけるたびに、鈍く錆びた音をたてる。
それでもなおこの椅子を使う理由は単純なことだ。

買いに行く必要を感じない。

私にとって、きっと大体のことはこれで説明がつくだろう。



キィキィと鳴る椅子。
スカイプを立ち上げて、前日からのコメントを受信する。
おやすみの挨拶やら、おはようの挨拶。
返信できなかったコメントに目を通す。

およそここ最近。
ほぼ毎日の生活はこうして始まっていく。

そうして放送しながら言うのだ。
今日はどうだった?と。

ただ、今日は少し変わったことを言えるだろう。
こんな夢をみたと。
こうでありたいっていう、「いい夢だったと」。

それが本当か嘘かは、この文章を読んだ人が決めて欲しいと。
そう言って初めて終わる。



もうすぐ日曜も終わる。
また明日も明後日も、今日と同じ夢を見て、今日と同じように過ごせたらいい。

思い出すことも難しい夢を見て、多少の心地よさに浸る。
書き綴ったものの意味はあまりなく、書けた事に少しだけ喜んで。



また明日??




拍手コメントの返信と もうちょい の話


雨の激しさが増す夜に、雨上がりの明日がある。
降った雨のおかげで聞こえなかった蝉が鳴き。
雨上がりの庭で、茗荷の芽を見つけた。

夏といえばと思い立ち、そーめんを食べようと汗をかく。
茗荷をとって、麺を茹でて、出来上がりを確認してシャワーを浴びる。
湯上りでさっぱりしつつ、麺つゆに氷を入れて出来上がり。

・・・・・・っとまぁ、あと何日かしたらその美味さと良さを堪能できるんだろう。

そんなことをぼんやりと考え、日本酒をちびりと飲む。
まぁまだまだ、もうちょっと。
夏の季節とはいえ、ウチの夏はもう少し後のようだった。


梅もぎ の後



梅もぎをしました。
枝に棘があり、ちょっとだけすりむいた。
痛いなぁと思う。痒いし。

今年の梅は小粒。
けれどまぁ匂いはいつも通り。
今は家中梅風味だ。

梅もいで、ふと懐かしくなる。
そういや祖母のつけた梅干や梅酒は?と。
さっそく母に尋ね、答えを得る。

かれこれ20年ぐらいは経とうかという年代モノ!
そんな梅酒を今日は飲む。
きっと明日も飲む。

美味いか不味いかで言えば、不味い。
でもまぁなんだか飲むのがもったいない。
そんな祖母の梅酒だった。



 

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