雨を題材に適当にGO
――― 「雨の匂い」 ―――



雨の匂いがする。
鼻に微かに感じる匂い。
言葉で表すのは難しいが、確かに在る匂い。

先日までの陽気が嘘のように雨を身近に感じる。
決して降っているわけでもないのに。

窓の近くに立ち、カーテンを手で僅かにずらす。
磨いていない窓は、砂や雨で汚れている。
そのせいか、窓越しに見える景色さえ濁って見えている。

窓を開けて、外を見る。
少し肌寒い風を感じる。
月の隠れた空、暗い道、灯の消えた家。
音のない静寂の世界がそこにある。

たまに、家の前の道路を車が通る。
聴こえる音はそのぐらい。
目に入る世界は、静かなままだ。

窓を開けて暫くの間、外をぼんやりと見ていた。
やはり、雨の匂いがする。
降る予報では無かったけどなっと思い浮かべるが、
自分の感覚は雨だと告げている。

また、車が一台通った。
少しマフラーの音が煩い、まだ、春なんだなぁと一人ごちる。

そろそろ、寒くなってきた。
窓を閉め、部屋の中へと戻る。

部屋の中に戻った時には、雨の匂いはしなくなっていた。








はい、皆様こんばんは。
昨日と同じ書き方でもう一本書いてみました。
これも厳密に言えば日記ですが…
う〜ん、ちょっと違う見方で書いているので、日記ではないのです。

目的も伝える内容も話の結果すらない展開。
というのを書いてみたかった。
それだけです。

そんな風には見えね―よ!!
っと仰る方は、どうぞ遠慮なく仰ってください。
いえ、言われても実はオロオロするだけですが(笑)

では。

Comment

 秘密にする

こんばんは。
雨の匂い、それは肌で感じているものかもしれない。
少し湿り気のある、微妙に重たくなった空気。
なんとなく、締め切った部屋の中でそう感じてしまう、
そういう感覚が、窓を開けてから無くなる夜。
夜は、灯りは無くてとも、見えるものがありますね。
きょう | URL | 2008/05/10/Sat 02:31[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © 塩の日の家. all rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ