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思いつくまま

――― 「ただ白く在りたい」 ――― Ver 1


綺麗で居たかった。
何時までも色あせない綺麗なまま。
違うと、自分はそうではないと解ってしまっても、知ってしまっても。
ただ、白く在りたかった。

子供の頃から、そう思っていた。
いや、実際はある程度の判断がつく年頃からだろうが。
それでも、割と小さな頃から、そう、思っていた。

切欠はなんだっただろう。
強姦殺人のニュースを見たとき、そして、その後の犯人の状況を知った時だったろうか。
集団で犯し殺した犯人が、既に出所し結婚し子供もいることを知った時、
確かに何かが抜け落ちた気がする。

それとも、災害にあった町へボランティアに行った時だろうか。
崩れた町並み、泣き叫ぶ人、人、人。
その中で、それを見ながら指差しながら、笑っている人、人、人。
確かに何処かが崩れた気がする。

政治に目が向くようになってからは、その全てが醜く見えた。
しかし、それはそういったものだとも理解できる自分がいた。
それを嫌いながら、ある種の自己憎悪に近い感情が湧いても、
結局、人はそういったモノだと、考えても無駄だと諦めるだけだった。

人は醜い、愚かで汚い
だけど、それでも、その手で救えるものもあるだろう

そんな風に、思っていた自分。
子供のようだと、思う自分。
けれど、白く在りたい自分自身は、決して不愉快ではない。







mkの一言コーナー。

今日は、きっと脳の病気です。
軽くスルー推薦です。

ちなみにVer1と2の違いはありません。

明日は、もっと違うっと思わなくも無い。






――― 「ただ白く在りたい」 ――― Ver 2



綺麗で居たかった。
何時までも色あせない綺麗なまま。
違うと、自分はそうではないと解ってしまっても、知ってしまっても。
ただ、白く在りたかった。

例えば、毎日の生活の中で、平和と言われるここ日本で、
毎日のように何かしらの事件は起きている。

朝、まだ寝たりない衝動に負けそうになりながら、顔を洗い飯を食べる。
納豆をこねくり回しながら、見ているニュースは実は見ていない。
誰が殺されようと、どこで災害が起きようと。
実はニュースは見ていない。
目に入っても、耳に聞こえても、それは見ていないし届いていない。

気になるのは天気予報。
出勤時の混雑状況。
株式の変動。

仕事を終え、家に帰っても感じることは変わらない。
それは、お前だけだと言われたこともある。
そんな風に思うのは子供だけと言われたこともある。


例えば、このブログを書くこと。
毎日のように書き込んでいる。

何故書いているのかと聞かれれば、なんとなくと答えるだろう。
元々、大した理由が無いのだから。
しかし、本当にそうだろうか。
実は、誰かに自分の書いた文章を誉められたい。
多くの人からの賛同が欲しい。
そう、思っているのではないだろうか。
自分の中の何かを吐き出すため、これを都合よく利用しているのではないか。

ここに、こう書いてしまえば、一旦、誰もが見れる場所に書いてしまえば、
誰かは、実際にそう思っているから書いてるんだろと思うだろう。
こういう書き方をすれば、実はこう思ってるんだと言い訳にもなるだろう。
常に、逃げ場所と逃げ道を作り、自分が傷つかないように。


〇×は、自分のブログに書き込む内容を書きながら、
自分が書いている文章に酔って来ていることを感じていた。
自分の思想を誰かに見てもらいたい。
そして、認めて欲しいと思うようになったのは何時頃からだったろう。

書き込む手を休め、考える振りをする。
誰も見ていない自室であるにもかかわらず、
これがポーズであることを分っていても、止めた事は無かった。

〇×は、今日の書き込みをする前に、これを書き終え、アップした時に、
見た相手がどのような反応をするかを想像していた。
きっと、不愉快になるか、そうだそうだと持ち上げてくれるだろうと。
実際の性別、年齢、個人を特定も理解もできないネット上では、大抵は二択の世界だ。

何故、これを書いたのかを相手の身になって考えることなど無い。
また、必要も無ければ、理由も無い。
それらを判っていても、なぜか妙な優越感を感じてしまう。
自分がいい年になって、ひっそり、親や友人にすら黙って書いているのに、
本当の自分は、お前らにはワカラナイと。

書き込みを再開する。
思ったよりは進みがいい。
書きたいことは、明確にせず、疑問のみを書き連ねていく。
その稚拙さに気がついていても、どうせ、誰かが勝手に弁護してくれると見越して書く。

〇×は、自身の歪さを理解して、なお、書くことを止められずにいた。
こんなことが書きたいのではないのにと思うこともある。
しかし、書き始めた事はどうしてか、止められない。
書きながら、自分は綺麗でないと思いたいのか、
こんなことを思っていても、実は違うのだと思いたいのか。

どこか息苦しさを感じる中でどこかで浮かれている自分も、また、居た。


予想できる感想やコメントに、どう返してやろうかと思案する。
出来たばかりの文章を推敲しながら、一人笑いが零れてしまう。

「オナニーすんなってね」

独り言のように画面に向かって言い放ち、
〇×は、自身の文章をブログにアップした。






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