――― 「ただ白く在りたい」 ――― Ver 1
綺麗で居たかった。
何時までも色あせない綺麗なまま。
違うと、自分はそうではないと解ってしまっても、知ってしまっても。
ただ、白く在りたかった。
子供の頃から、そう思っていた。
いや、実際はある程度の判断がつく年頃からだろうが。
それでも、割と小さな頃から、そう、思っていた。
切欠はなんだっただろう。
強姦殺人のニュースを見たとき、そして、その後の犯人の状況を知った時だったろうか。
集団で犯し殺した犯人が、既に出所し結婚し子供もいることを知った時、
確かに何かが抜け落ちた気がする。
それとも、災害にあった町へボランティアに行った時だろうか。
崩れた町並み、泣き叫ぶ人、人、人。
その中で、それを見ながら指差しながら、笑っている人、人、人。
確かに何処かが崩れた気がする。
政治に目が向くようになってからは、その全てが醜く見えた。
しかし、それはそういったものだとも理解できる自分がいた。
それを嫌いながら、ある種の自己憎悪に近い感情が湧いても、
結局、人はそういったモノだと、考えても無駄だと諦めるだけだった。
人は醜い、愚かで汚い
だけど、それでも、その手で救えるものもあるだろう
そんな風に、思っていた自分。
子供のようだと、思う自分。
けれど、白く在りたい自分自身は、決して不愉快ではない。
mkの一言コーナー。
今日は、きっと脳の病気です。
軽くスルー推薦です。
ちなみにVer1と2の違いはありません。
明日は、もっと違うっと思わなくも無い。
綺麗で居たかった。
何時までも色あせない綺麗なまま。
違うと、自分はそうではないと解ってしまっても、知ってしまっても。
ただ、白く在りたかった。
子供の頃から、そう思っていた。
いや、実際はある程度の判断がつく年頃からだろうが。
それでも、割と小さな頃から、そう、思っていた。
切欠はなんだっただろう。
強姦殺人のニュースを見たとき、そして、その後の犯人の状況を知った時だったろうか。
集団で犯し殺した犯人が、既に出所し結婚し子供もいることを知った時、
確かに何かが抜け落ちた気がする。
それとも、災害にあった町へボランティアに行った時だろうか。
崩れた町並み、泣き叫ぶ人、人、人。
その中で、それを見ながら指差しながら、笑っている人、人、人。
確かに何処かが崩れた気がする。
政治に目が向くようになってからは、その全てが醜く見えた。
しかし、それはそういったものだとも理解できる自分がいた。
それを嫌いながら、ある種の自己憎悪に近い感情が湧いても、
結局、人はそういったモノだと、考えても無駄だと諦めるだけだった。
人は醜い、愚かで汚い
だけど、それでも、その手で救えるものもあるだろう
そんな風に、思っていた自分。
子供のようだと、思う自分。
けれど、白く在りたい自分自身は、決して不愉快ではない。
mkの一言コーナー。
今日は、きっと脳の病気です。
軽くスルー推薦です。
ちなみにVer1と2の違いはありません。
明日は、もっと違うっと思わなくも無い。
――― 「ただ白く在りたい」 ――― Ver 2
綺麗で居たかった。
何時までも色あせない綺麗なまま。
違うと、自分はそうではないと解ってしまっても、知ってしまっても。
ただ、白く在りたかった。
例えば、毎日の生活の中で、平和と言われるここ日本で、
毎日のように何かしらの事件は起きている。
朝、まだ寝たりない衝動に負けそうになりながら、顔を洗い飯を食べる。
納豆をこねくり回しながら、見ているニュースは実は見ていない。
誰が殺されようと、どこで災害が起きようと。
実はニュースは見ていない。
目に入っても、耳に聞こえても、それは見ていないし届いていない。
気になるのは天気予報。
出勤時の混雑状況。
株式の変動。
仕事を終え、家に帰っても感じることは変わらない。
それは、お前だけだと言われたこともある。
そんな風に思うのは子供だけと言われたこともある。
例えば、このブログを書くこと。
毎日のように書き込んでいる。
何故書いているのかと聞かれれば、なんとなくと答えるだろう。
元々、大した理由が無いのだから。
しかし、本当にそうだろうか。
実は、誰かに自分の書いた文章を誉められたい。
多くの人からの賛同が欲しい。
そう、思っているのではないだろうか。
自分の中の何かを吐き出すため、これを都合よく利用しているのではないか。
ここに、こう書いてしまえば、一旦、誰もが見れる場所に書いてしまえば、
誰かは、実際にそう思っているから書いてるんだろと思うだろう。
こういう書き方をすれば、実はこう思ってるんだと言い訳にもなるだろう。
常に、逃げ場所と逃げ道を作り、自分が傷つかないように。
〇×は、自分のブログに書き込む内容を書きながら、
自分が書いている文章に酔って来ていることを感じていた。
自分の思想を誰かに見てもらいたい。
そして、認めて欲しいと思うようになったのは何時頃からだったろう。
書き込む手を休め、考える振りをする。
誰も見ていない自室であるにもかかわらず、
これがポーズであることを分っていても、止めた事は無かった。
〇×は、今日の書き込みをする前に、これを書き終え、アップした時に、
見た相手がどのような反応をするかを想像していた。
きっと、不愉快になるか、そうだそうだと持ち上げてくれるだろうと。
実際の性別、年齢、個人を特定も理解もできないネット上では、大抵は二択の世界だ。
何故、これを書いたのかを相手の身になって考えることなど無い。
また、必要も無ければ、理由も無い。
それらを判っていても、なぜか妙な優越感を感じてしまう。
自分がいい年になって、ひっそり、親や友人にすら黙って書いているのに、
本当の自分は、お前らにはワカラナイと。
書き込みを再開する。
思ったよりは進みがいい。
書きたいことは、明確にせず、疑問のみを書き連ねていく。
その稚拙さに気がついていても、どうせ、誰かが勝手に弁護してくれると見越して書く。
〇×は、自身の歪さを理解して、なお、書くことを止められずにいた。
こんなことが書きたいのではないのにと思うこともある。
しかし、書き始めた事はどうしてか、止められない。
書きながら、自分は綺麗でないと思いたいのか、
こんなことを思っていても、実は違うのだと思いたいのか。
どこか息苦しさを感じる中でどこかで浮かれている自分も、また、居た。
予想できる感想やコメントに、どう返してやろうかと思案する。
出来たばかりの文章を推敲しながら、一人笑いが零れてしまう。
「オナニーすんなってね」
独り言のように画面に向かって言い放ち、
〇×は、自身の文章をブログにアップした。
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