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「ウチの仔」 序章 第2話 幕間を深夜にこっそりアップ。





――― 序章 第2話 幕間 ――― 「決着」 ―――


深夜、母と二人で居間でテレビを見ている。
どうということはない、バラエティー番組だ。

ところで、多動症という言葉を聞いたことがあるだろうか?
一般的にはあまり知られていないだろうと思う。
実際、私は今日まで知ることは無かった。

姉は私から見ても、小柄でそれなりに可愛い感じのする女性だ。
肉親の贔屓目でなければ、それなりにモテルのではないだろうか?
性格には大きく問題がある気はするが、それも許容範囲だろう…きっと。

犬の話で激昂し、頭が可笑しくなったのかとテレビを見ながら母に相談した。
母は、眉を寄せ私に姉の幼少期の話や、父との諍いの理由を話してくれた。
あくまでも、母の解釈ではあるがそれでもある程度の納得の出来る話だった。

曰く、このウチの環境が悪かった。
曰く、祖父祖母が姉より私を大事にした。
曰く、父は自分の子がなんらかの症例を持っていることが信じられない。
曰く、自分が盾になってやる事が出来なかった。
曰く、先天的な能力も関係しているはずだ。
曰く、私は夏海を多動症だと思う。
曰く、それでも家族だ。

まぁ、他にもいろいろ言っていたが、大まかに纏めるとこんな所だろうか。
私にとっても、いくつかは記憶にあり、思い当たるようなことがある。
特に、祖父祖母は確実に私寄りだっただろう。
これにも理由があるといえばあるのだが、そこまでは言うべきことではないはずだ。
母を追い詰めて問い詰めても、過ぎた時間は戻らない。

そこまで、話をし終わり、犬を飼うべきか今一度母に尋ねてみた。
母は、それは構わないと言った。
母も動物を飼うことには概ね賛成だったようだ。
動物を飼うことにより、私に対し自立を促そうという心算があったらしい。

姉に対しては、今のままでは問題があると考えているらしい。
自身の気に入らないことがあった時に癇癪を起こしたり、
用事を頼まれた際にすぐに動かず、自身の楽しみを優先したり、
他者の気持ちや言動に対して、うまく意図を理解できないなど。
これらを社会に出たときに行うようでは心配だとの事。

犬を飼うことにより、多少なり情操教育になるのではないかと言う。
しかし、姉はもう19歳、遅すぎるのではないか?
母に問い掛けると、涙ぐみながら母は答えなかった。


結果的に犬は飼うことになった。
しかし、私の心には大きな影を落とすことになる。
複雑な心境だが、私はそれでも犬が欲しいと願っていた。
姉に対し、見方は変わるかもしれないが、私と姉は姉弟なのだから。



あの仔がウチに来る、二週間程前の夜のことである。








追記にて、今回の話に対しての説明があります。
興味あるなしにかかわらず、目を通していただけると、助かります。
なにとぞ、一読をお願いいたします。





今回のお話の中の多動症ですが、これは創作物であり、
私mk個人の妄想に近い、想像から出来た小説であることを明記します。
また、多動症に関係がある方を故意に貶める意図は無いことも重ねて明記します。

創作物であるからとか、想像、妄想の産物だからと言うことを理由に、
自分の書いたものを正当化しようという意図も無いことを、
なにとぞご理解していただけますよう、よろしくお願いいたします。


これを読み、不愉快になられた方がいないことを切に願います。



では、今日のところはこれまで。
かなりの量をアップしたので少々疲れました。
でわ、おやすみなさい。





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