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ここにある壁


ここに壁がある。
とても高く厚い壁。
見るものを圧倒し、挫けさせる。
そんな壁がある。


壁に挑む勇気ある者は、一人また一人と去っていく。
正面から挑んだ者、あれこれと手を尽くした者。
誰も壁を越えることは出来なかった。

ある時一人の勇気ある者が名乗りを挙げる。

「私は超える」

その者は、声高く宣言し壁に向かって行った。

かつてその壁に挑んだ者達は、無理だと嗤い。
見ているだけの者達も、やはり無理だと目を背けた。
家族や友人が懸命に止めたが、勇気ある者の意思を変える事は出来なかった。

壁に挑んだ者の事が過去になるほどの時が立った頃。
勇気ある者の友人が壁を指差しながら叫んだ。

「見ろ、見ろ、超えたぞ、超えたんだ」

壁を越えた勇気ある者は壁の向こうで生き。
そして、壁を越えてくる者を待ち続けたという。


ここに壁があるという。
とても高く厚い壁。
見るものを圧倒し、挫けさせる。
その壁は今も変わらずあるという。









――― 「影ふみの頃」 ―――


夕焼けの中

君と影ふみ

追いかけて

追いかけられて

ただ

はしゃいだ

ただ

楽しかった


夕焼けの中

君と影ふみ

追いかけて

追いかけて

ただ

影はひとつ

ただ

日が暮れる


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