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7/3の日記のようなナニカ


家の裏庭に私は居るんだろう。
だが、妙だ。
何故か私の背丈より高い草木が生えている。
まるでテレビで見た密林のようだ。

何故?なぜ、こんな状態なのだろう。
頭を捻ってみるが、答えは出ない。
解るのは、ここが私の家の裏庭ということだ。
私を囲む密林を見渡すと家の屋根を見つけることが出来た。
私はとりあえず、家に向かって歩き出した。

変だと気がついたのは、少し前のことだ。
歩けど歩けど、密林から出られない。
家はそこに見えているのに、何故辿り着かないのだろう。
変だ、妙だ、可笑しいと呟きを繰り返しつつ、私は歩き続けていた。

今が昼なのか夜なのかすら判らない。
暑いのか寒いのかすら気がつかない。
気がつかないことに気がついていても、やはり、気がつかない。
音すら聞こえない密林を、ずっと歩いていた。

いい加減に面倒になってきた時、近くで鳴き声が聞こえた。
同時に音が急に聞こえ始める。
唸るような声、草木の重なり合う音。
徐々に近づいてくるその音に、急に恐怖を感じ……

―――怖い

そう思った瞬間、目の前に大きなゴリラのような生き物がいた。
色も形も、見えているはずなのにやけに不鮮明だ。
大きくて、ゴリラのような生き物。
それが、私の認識だった。

逃げなくては

すぐに反転し、走り始めた。
顔や体に草木が当たっているはずなのに、何も感じない。

逃げなきゃ、はやく、逃げなきゃ

私を動かしていたのは、確かな恐怖。
息が切れようが、足がもつれそうになろうが、懸命に走りつづけた。
音が、そう、木々の踏み倒すような音。
声が、獣特有の唸り声と荒々しい息が、私のすぐ後ろで聞こえていた。

追われている?
なんで?
死んじゃう
誰か、誰か

―――助けてくれ!!

頭で思う事と声に出ているのは、全く違うものだった。
ただ、ひたすらに声にならない叫び声を上げ続け、そして、逃げるしか出来なかった……








どうにか、家の裏庭から抜けだし、隣の家との間の道路へと出る。
家の塀に沿って、走る、走る、走る。
音と声は平走するかのように聞こえている。

止まるな
休むな
死にたくない

家の塀がやけに長い。
何時までも塀のまま、すぐ先にある通りまで、またも辿り着かない。

嫌だ
嫌だ
嫌だ

脳裏によぎる自身の死。
目を見開き、もはや何も考えられなくなりかけ、
私は……獣のような叫び声を上げた。


「…はっはっ……あっ……」


百メートル走のゴールテープを切る瞬間のような、その一瞬。
目を閉じ、開いてみれば。
そこには、待ち望んだ表の道路に辿り着いていた。

足が止まっていることに気がつき、すぐに塀に向き直る。
声は聞こえない、音もしない。

助かった……のか?

ほっと息を吐きつつ、塀の上を見る。


私の目の前は、ナニカで覆われた……












っという瞬間に目が覚めた。











なんていう夢を見ました。




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