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8/15日の日記――「湯上りの日常」――


ガラガラと引き戸を開ける。
ふわりと湯煙が廊下へと流れていく。
白い湯煙を目で追いながら、意識はしない。
脱衣所の鏡の前で乱雑に髪を拭きながら、ふっと一息――息を吐き出した。


夏も中頃を過ぎ、海ではもうクラゲが楽しげに浮いていることだろう。
今年も海に行けなかったなと、残念に思いつつ体を拭いていく。
脱衣所に備えてある扇風機から、湯上りに丁度いい風が吹いてくる。
何処か清涼感を感じつつ、同時に疲れも感じていた。

隅々まで体を吹き、服を手早く着ていく。
戸が閉まっているのだから恥かしがることは無い。
まして、家の中のことなのに、この恥かしさはなんだろう……。
どうでもいいような事を考えつつ、着替えを終え廊下へと出た。

廊下を出て、台所へと向かう。
上がったよと母達に声をかけ、冷蔵庫を開きよく冷えた飲み物を取り出す。
乾いていて、そして少し鈍い音をさせる。
そのまま一気にある程度飲み込んでいく……ゴクゴクと喉を通る音が台所に響く。

腹の底から息を吐き出し、ようやく一息つく。
台所に連なった居間では、オリンピックの中継が流れている。
日本酒を片手に父は、ぶつぶつと小さな声で文句を言いつつ見ている。
時々、大きな声で駄目だ!馬鹿が!あの審判!!などと悪態を付いている。

母の諌める声と姉の不機嫌そうな顔を見てみぬ振りをしながら、コップに麦茶を注ぐ。
その足で自室へと向かい、後はどうぞ宜しく……だ。

自室に入ったところで、ブログを軽く覗き、また、入りっ放しのチャットを見る。
変わりが無いことを確認した後に、適当に巡回を始める。

しばらくの時間が経ち、飽きてきたなぁっと思った私は。
上手くいかない文章に見切りをつけ、日記調にブログに記事を書き始める。
なぜだか、すんなりと書き終わりそうな事に、我が事ながら理不尽さを感じる。

あ~あ~っと意味の無い声を吐き出す。
キーボードを打ち込む音が自室に聞こえ、ヘッドフォンからの音楽は私だけにしか届かない。
外からの全てを削ぎ落とした環境で、私は今これを書き終える。


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