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ある金曜日

多くの人達の笑い声が聞こえている。
夜であることを忘れそうな程の電飾で飾りたてられた街。
時折鳴るクラクション、大きな声で誰かを呼ぶ声。
様々な音が、ここでは当たり前だった。


その日も残業。
一人だけではない事が、きっと救いなのだろう。
詰まらないことを考える余裕もなく、黙々とこなしていく。
一人、また一人と去っていくフロア。
時計の針が次の日になる頃には、煙草休憩に付き合う人は居なくなっていた。

最後のメールを出し終え、ようやく腹の底から息を吐く。
ウイルスチェックを起動し、画面だけを消して目をつぶる。
ガリガリとハードディスクを削るような音が、よく耳に聴こえてくる。

画面の電源を消した暗い部屋。
背もたれに、体重を預け腕を組みつつ終了を待つ。
聴こえつづける、無機質な機械音に僅かに眉根を寄せる。

しばらくの後、ようやく終了したウイルスチェックを確認し、PCの電源を落とす。
ディスプレイから、消えていく画面の音を最後に。
私は部屋を後にした。


エレベータを降り、誰もいない静かな玄関に私だけの靴音が響いている。
ふと、疲れていながらも意味もなくタップの真似事をする。

……ひどく虚しくなり、そのまま外へ出た。




街へと歩みだした、その足取りは軽い。
自分でも不思議に思うが、理由は分っている。
それでも不思議に思う。

一つ終わったという開放感、超えられたという満足感。
抑圧から少しだけ解放されて、落ち着きながらも高鳴っているのが分る。
それは別の理由かもしれない。

少し汚れた眼鏡で街の様子を見ると、街の電飾が多少揺れて見えている。
汚れの所為で、キラキラと上下左右にブレて目に映る。
どうでも良いような、そんな事も足取りを軽くする。

数時間前までは賑わっていただろう街の大通りを歩く。
所々で、飲みすぎた人の叫ぶ声や、さらにこれからと言う声も聴こえる。
誰かに置いて行かれたような気にもなるが、それよりも今はこの気分に浸っていたい。


歩き続けて十五分ほどだろうか。
徐々に人通りが少なくなり、辺りは住宅街となってくる。
時間も時間だし静かなものだ。
しかし、住宅街にも関わらず鳴く虫が多い。

その声で多少落ち着き、目的地に辿り付く前に、ポケットから携帯電話を取り出す。
何コール目だろう、電話口の向こうの声に。

久しぶりに優しく返事が出来た。




慣れた手付きで指定の番号を押す。
高い電子音の後、閉じていた扉はようやく私を受け入れてくれる。

エレベーター前の電灯が、接触が悪いのか切れかかっているのか、瞬きを繰り返している。

「……目にわるっ」

思ったことを素直に口に出しながら、指定の階のボタンを押した。


エレベータ内には大体、鏡がある。
割と大きく、体全体がよく映る。

「ふむ……」

首だけ回し、後ろを確認。
くるりと廻り全体を確認。
髪型なぞも確認してみる。

天井に付いているカメラは気にしない。


電子レンジの終了音を鳴らしながら、エレベーターが止まる。
目的の場所までは、もうすぐ。
降りた瞬間に、息を大きく吸い込む。
時期的に夜の冷えた空気が心地良い。

深呼吸をニ三度繰り返し、ゆっくりと歩き始めた。


――あの、優しい声へ





これは、まだ途中。
でも載せる。
理由?

なんとなく。

後で、書き足すかも?






二つ目から、メモ帳で書いたので文字体が違うかも。
ああ、気にすんな!な?
俺は気にしない、予定。


なんだろう、全く予定と違うのになった。
そんな日もある。
そんなもんでいいとおもう。

では、また明日?

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コメント

こんばんは。
外へ出た後の過ごし方が気になったりして。
小説のプロローグみたい。
これから、事件が起こる?(笑)

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