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HOME>創作「ウチの仔」

「ウチの仔」 序章 5話 幕間 で、一旦終了です。

「ウチの仔」を今後どうするか、というかまだ序章だろっ?
っとおっしゃる方もいるかと思います。いないかも知れませんが…
その、「ウチの仔」ですが、ここで一時か永遠か終了です。
まだまだ、内容は沢山あるんですが、まま、気が向けば
書くと思います…急に明日アップしたりしなかったり(笑)

話の元ネタは、実際にウチで飼っていた犬です。
残念ながら昨年の2/1に癌により亡くなりました。
一周忌を過ぎ、私の気持ちも幾分落ち着きが出てきました。

登場人物、設定などは架空ですが、一部設定や台詞などは、
思い出す限りで実際のものを誇張したりして使用しています。
私の家族が見たら物凄く怒るでしょう…それはもう大変に…

まあ、一週間ほどの短期集中連載でしたが、
読まれた方が、何かしらの感想を抱かれたなら、
それだけで私は嬉しく思います。

では、次回があるかは分りませんが、「ウチの仔」をありがとうございました。






――― 序章 第5話 幕間 ――― 「ウチの仔」 ―――


冬も終わりに近づき、5時とはいえまだ外は明るい。
夕方の独特な景色を背に、私達はウチに着いた。
車から降りると、すぐに祖母と姉に挨拶をする。
子犬を腕に抱えこれがウチの仔だと紹介する。
祖母は柔らかく微笑み、いい仔だと言葉をくれる。
姉は汚いものでも見るかのような態度でそっけなく返事をする。
姉の態度に頭に来るが、まずは子犬を小屋へと運ぶ。
ペットショップで購入した小屋は、本来ならば大型犬用の小屋だ。
中には毛布がすでに敷いてある。
ここがお前のウチだよと声を掛ける。
もちろん理解など出来ないだろうが、何故か声を掛けてしまう。
子犬は遊び足りないのか、落ち着かないのか私の腕の中でもがいている。
愛らしい姿と微笑ましい動作で私も顔が緩んでしょうがない。

庭に子犬を放してみる。
父や母は道路に飛び出すと危険だと声を上げる。
私のウチの庭は、叔父の家と違い柵に周りを囲んでいない。
確かに危険だろうが、まだ相手は子犬。
走っても私のほうが早いと両親を抑える。
子犬は元気に走り回っている。
私に向かって飛び掛っても来る。
庭に匂い付けも始めた。
見ていて飽きない。

子犬を好きにさせながら彼女の名前を考える。
実はもう考えてあるんだが、家族に言うのが恥ずかしい。
私が決めることになってはいるが、いざとなると戸惑う。
母にせかされ発表することになる。
走り回る子犬を捕まえ、優しく優しく腕に抱える。
頭を私の胸に押し付け、抱えた腕の隙間から顔を出そうと必死だ。
胸の奥からこみ上げる何ともいえない感情を抑えながら、
私は家族に向かい彼女の名を告げる。


―――この仔…ウチの仔の名前は……





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