HOME>スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HOME>詩+創作

風呂上りに湯気立たず


廊下へ出ると、いつもなら湯上りの熱気と自身から立ち昇る湯気が見える。
今日という日に限っては、湯上りなのに寒い。
肌寒さとは違う、湯冷めの寒さ。

乾いていない髪、湿り気のある体、それが冷気にあたり冷える。
まるで風吹く中で水を引っかぶっているような、寒さ。
何処からか入る隙間風が、よけいに寒さを増していた。

寒い寒いと呟き、暖かなはずの部屋へと進む。
コタツのある居間に入り、ファンヒーターの前に腰を降ろす。
胡座をかきながら、頭だけ下へと向け髪に熱風を当てていく。

先ほどの寒さと違う、奇妙な感覚が起こる。
湯船に入っている時は、体の芯から温まるような感覚がある。
今は、体の外側から温まっていくような感じだ。

風呂上りじゃないなと思いながら、横目でテレビの音を聞く、
だが、ファンヒーターの風でその音もよく聞き取れない。
風邪を引きそうだなと思いながらも、胡座をかいたまま、しばらくその場に座っていた。


この記事のトラックバックURL

http://mknnny.blog10.fc2.com/tb.php/319-d7ad4ae5

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky Ruins DW99 : aqua_3cpl Customized Version】


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。