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二次会

祝いの席に向かう日、出かける前の支度をしなければいけない。
前日の酒がほのかに残り、体にだるさが残っている。
寝巻き姿のままに窓の外を見れば、生憎の雨模様。
薄暗い空と止まない小雨。

「あ~傘いるなぁ……」

底冷えする廊下に立ち、曇り湿った窓ガラスの向こうに独り言を言う。
吐いた言葉の、その息にてさらに窓の一点が曇る。
やがて回りの曇りに同化していく様を見ずに、私は階下へと降りて行った。


眠気と寝癖を直し、多少は見栄えよくしようとシャワーを浴びる。
何時もより熱めの温度に設定して、全身でその湯を浴びる。
浴室が蒸気に覆われ、シャワーを浴びている間は暖かい。
少しの間シャワーを止め、シャンプーやボディソープを使う、その間が寒い。
シャワーを止めたその瞬間に、肌が粟立ち身震いをする。

「あぁ~さみぃ」

半開きの口の中に、シャワーの湯を入れ口を濯ぐ。
髪を洗い、体を洗い、シャワーを浴びつづける。
天上付近からの熱い湯は、浴びつづければ続ける程に暖かく感じる。
水分を吸収していくような錯覚を覚えつつ、私はしばらくシャワーを浴び続けた。


脱衣所で新しい下着と簡単な衣服にとりあえず袖を通す。
二次会とはいえ、親しい友人の祝いの席。
実のところ着ていく服が無い。
スーツで行こうかと考えていたが、まるで新入社員のようなスーツしかない。
うっかり忘れていて、殆どのスーツは今クリーニング中である。

同じく二次会へと出席する友人から、ジーパンでどうよ?と言われたが、
新郎のご両親やご兄弟ともに面識のある私がソレは不味い。
悩んだ挙句、部屋を漁り、見つけたのはやはり新入社員のようなスーツだった。






小雨の降る中、地元の駅まで母に送ってもらう。
狭い車内の中で、飲みすぎるな、寝過ごすなと再三に注意を受ける。
分った分ったと返事をしておくが、今にして思えば、心底よく聞いておくべきだった。

駅員に切符を切ってもらい、電車を待つ。
此処にもついにSuicaが導入されたなぁっと何故か感慨深い。
5,6人がホームに立ち、電車を待つ田舎の駅。
その一人である自分が、ふと寂しく感じられる中で、
ゆっくりと電車が目の前に止まった。


相変わらず人のいない電車内で、空いている二人がけの席に座る。
眠くもないのに目を閉じて、終点までの時間を過ごす。
目を閉じた中で聞こえる人の声、足音。
雨降りということで、時折、キュキュっと不快な音が聞こえる。

恐らくは額に皺を寄せ、不機嫌そうな顔を作りながら、
私は目を閉じて終点を待った。


「一番線かよ……」

着いた後、思わず言ってしまう。
友人との待ち合わせ場所から最も遠い番線。
運悪いなぁっと愚痴りながら、割と長い階段と、割と長いホームの端へと、
のんびりと歩いていった。

煌びやかな電気街。
いや、某有名な家電等の店で待ち合わせている。
しばらく店内をうろついてみるが、どうも見当たらない。
はて?と思い、電話をかけるが応答が無い。
少し電車が遅れたこともあり、二次会参加への不満も口にしていたので、
帰ってしまったかなっとも考える。

店を出て、周囲を見渡すと店の脇に彼は立っていた。
とてもとても不満そうな顔で。


受付開始まで、まだまだ時間がある。
小雨の中、気付けに一杯、続けて……っは無かったが。
とりあえず一杯飲む。

手順が悪い、連絡遅いっと互いに新郎に対しての愚痴を言い合いながら、
ゆっくりと会場へと向かう。

初めての会場でうっかりと道に迷い。
面倒だぁ……帰るか?っと笑いながらも、同じような格好の集団を見つけ、
よしよし、ストーカーっと後を追う。

集団の一人が振り向き、〇△さんの式ですか?と尋ねてくる。

「あっ、はい、そちらも…ですね。今日は宜しくお願いします」

会場に向かう道すがら、互いに互いの関係を話す。
多少、打ち解けつつこれなら二次会も結構楽かなっと安堵する。
小雨の中、誰も傘をささない集団。
明らかに冠婚葬祭だと分るいでたちで道を歩く。
披露宴が派手だったのか、彼らのテンションは高い。
大声で笑いあいながら、会場へと入って行った。





二次会の会場は、予想外に今風っと言うのだろうか、
洋風な作りのパスタなんか美味しそうな店だった。

見慣れた顔に片手で挨拶しながら、会費を払う。
主役はまだまだ後の登場らしく、同窓会のノリでとりあえず飲む。

最近どう?仕事はどう?子供はどう?

会話は何時も変わらない。
増えていかないやり取りを繰り返しながらも、懐かしさと居心地の良さを感じる。

まぁ飲めよ〇×っと注がれれば、

「おう……おっとっと」

っと零れそうなビールに口をつける。
美味いっと思う酒に笑い話を咲かせながら、主賓の登場を待っていた。






途中までで、アップ。
続きはもっさり、のっそりと書きます。
たいした話でもなく、思い出せる範囲で書き出しているので、
日記といえなくもないこともない。
とか、そんな話です。

では、一旦終了^^;





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コメント

やってみたさ。
名無しさんの診断結果
怠けがちな変わり者A型
天才肌ですが友達が少ないです。
偽善者度: ★★☆☆☆
独断度: ★★★☆☆
箔V気度: ★★★☆☆
意地悪度: ★★★★☆

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CHARACTER
性格
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周りの人を振り回したりすることが別に平気に感じてしまうタイプです。冷静なときと熱いときの温度差が激しいです。気分次第でころころ言うことが変ります。本人にもわかりません。なかなか他人に理解され難い人で、あなたはさらに常軌を逸しています。人の予想の斜め45度上の結果を出します。他人に何か頼まれるとイヤとはいえない性分です。しかし他人には非常に厳しい性格をしています。また自分が思っているより無責任なため、他人には理解できないような行動をとります。ちょっとずるいところがあります。怠け癖があります。
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WORK
仕事
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強気で相手に振る舞います。気分で結構かわってしまいます。だめなときはイケてません。人助けが好きですが見返りも求めます。他者とは一線をおいて付き合い、プライベートを大事にします。それはあなたはどちらかというと変だからです。尊敬できる上司や社長を求めます。他人に対してはあまり情で判断せず、とにかく結果主義です。面倒なことはやりたくないところがあり、実は本音と内心が全然違います。とにかく面倒くさがりです。
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LOVE
恋愛
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ここだけはという譲れない部分があります。熱しやすく冷めやすいところがあります。ついつい損得勘定で相手の女性のことを見てしまいます。毎日一緒にい過ぎるとマンネリ化します。しかし理解されがたいのはあなた自身です。相手の女性を尊重します。気が合う人は、はっきりいって稀です。慣れるとすぐ相手に適当になり、自分のペースは崩しません。相手と繋がりたいという気持ちが強いです。あなた自身はあまりやる気がありません。
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この診断結果のID 777358

ど~なん?当たってるのか?
ん~
ま、まずまずだなw

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