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HOME>創作「ウチの仔」

ウチの仔のリハビリをしてみた


皆さん、こんばんは。
こちらは今日は雪。
しかもちょっと地吹雪してます。

最終更新から九ヶ月も経っていたことに、非常に驚きながらも、
うん、まーね。っと思っていたmkです。
そんな「ウチの仔」を、何故だか今日は思い出し。
リハビリを兼ねて書いてみました。

外伝とか書いてますが、正しくはリハビリです。
「ウチの仔」を書いていたときの文体を、実のところ全く覚えていません。
しかし、まぁ、いいかぁっと思いつつ、今日のUPとなりました。

では興味のある方は追記へドゾドゾ。


コメントや拍手の返信は明日します^^


※作中の「せせみ」というのは「もったいぶる」ことです。





―――――― 「ウチの仔」 ――――――

――― 外伝 「地吹雪」 ―――




気温21度に固定された、靴下さえ要らない暖かな部屋。
適度に熱を吐き出す機械の傍で、座椅子に座りテレビを見ている。
白いレースに隠れた窓の向こう側は、白い雪が降っている。

電源を入れてない炬燵は、熱が入るように片側が捲られていて、
炬燵を入れていなくても充分に暖かい。
時に熱いと感じるほどの炬燵の端では、優が尻だけを入れて寝ている。

ちらつき始めた雪は、時間と共に激しくなってくる。
晴れた日には隣の木々が見える窓。
今は、白い世界で何も見えない。




座椅子に座りながら、買い物帰りの母から肉まんを貰う。
食べ物の匂いに釣られたのか、優が目を覚ます。
鼻を鳴らし、尻尾を振り、自分に寄越せと顔を近づけて来る。

右手で優の頭を撫でながら、左手に肉まんを持つ。

「まだ?まだ?」

そんな優の声が聞こえる気もするが、食べさせるつもりが私にはない。
母が、早く上げなさい、せせみしないでっと台所から声を張る。
適当な返事を返しながらも、左手の肉まんはもうなくなっていた。

私が食べ終ったことが分ったのか、優は胡座をしている私の両足の上を、
そのままの地面のように歩いていく。
私の左手を舐められる距離になると、さかんに左手で私を叩く。

「どした?」

優の要求を理解していても、何故だかこんなことを話し掛けてしまう。
オカワリで駄目だと優は判ったのか、今度は右手で私を叩く。

「ん~」

お手に切り替えた優。
それでも私は左手を出さない。
すると優は私の両足の上におすわりをする。
優の少し固めの尻尾が左右に勢いよく振られるたびに心地良くなる。

「よし、良いよ」

そう言って、私は左手を差し出した。




窓の外の白い景色。
吹雪いている景色をもう何度みたことだろう。
僅かに脳裏に思い出せた一つの話。
捲っていたカーテンから手を離す。
その左手の温もりを、今日は何故だか思い出した。


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