追記にあります。
宜しければどうぞご覧ください。
意味は・・・まぁない、きっとない、多分ない。
しかし、詩と文の区別が・・・私にはつかないです。
連作ですが、連続性はありません。
頭の中に浮かんだモノを並べただけです。
こういうのもたまに頭に浮かびます。
では、また。
――― 題名 ――― 「馴染」 ―――
冬の終わり、日は高くなり赤色の空が気持ちを染めていく。
車を駐車場に止め、歩きなれた町を歩く。
すれ違う人、信号待ちの人、ただ居る人。
様々な人に出会う。
足取りも軽く、歩きなれた町を歩く。
二つ目の路地を曲がり、奥へと進んでいく。
古い看板を掲げた定食屋に入る。
久しぶりと挨拶を交わし、飽きもせずにすき焼き定食を頼む。
大盛りかいと聞かれなくとも、大盛りで出てくる。
懐かしい味をしばらくの間、堪能することにした。
――― 題名 ――― 「醤油の匂い」 ―――
本屋の前の自転車の鍵を開け、薄暗くなった道を漕ぎ始める。
錆びている為に聞こえる音が、ペダルを踏み込むたびに聞こえてくる。
人通りの少ない道に響く音は、時間と相まって不気味な音だ。
商店街から町内に戻ってくる。
相変わらず人の気配は無い。
ゆるい坂道を登りつつ、かすかな匂いが鼻をくすぐる。
目に入り過ぎ去っていく家々の明かりの中から、漂う匂い。
自然とペダルを踏み込む力が強くなった。
――― 題名 ――― 「西瓜割り」 ―――
西瓜を叩き割った音がした。
血の色のような赤い汁が飛び散る。
顔に付いたソレを拭い次の西瓜を目指す。
次の西瓜を見つける。
まだ、若い西瓜のようだが、構いやしない。
手にしたモノを振り上げる。
西瓜の割れる音がした。
顔にまたも付いたソレが鬱陶しい。
古びた西瓜を見つけた。
手にしたモノを振りかぶる。
端に掠って転がっていく。
失敗した事で面倒になってくる。
転がる西瓜を追いかける。
掠ったおかげですぐに追いつく。
手にしたモノを振りかぶる。
今度は綺麗に割れた。
西瓜を求めて歩き出す。
西瓜が割りたい。
西瓜が割りたい。
西瓜が割りたい。
西瓜を見つける。
ヨリドリミドリだ。
手にしたモノを振りかぶる。
西瓜の割れる音がした。
もう西瓜を探すことはない。
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