思いつくまま
昨年の慌しさを終え、新年を向かえ、今日へと至る。
冬の寒さ、雪の多さ、そんな時期も過ぎ去り、
今、春を迎えようとしている。
先月から始めたオンラインゲームに嵌り、日々の暮らしの大半をそれで過ごしている。
出会いと別れの時期となっても、何とも何処とも出会わず別れず。
これはこれで寂しいものかもしれないと、ひっそりとため息を零す毎日だ。
ゲーム上の私は、勇猛果敢に先陣を切り、声高々に雄叫びを上げている。
これがゲーム上の話であれば、まだ可愛いものだったかも知れないが、
スカイプを通して、友人達と実際に声を張り上げているのが現実である。
豊かに見える感情も、穏やかに思える言動も、目の前にある問題からの逃避の結果でしかない。
それが自身で理解できている分、夜の眠りを妨げている。
私は何をしているのだろうなと、ボソボソとつぶやいてみたところで、
何も変わらないと知ってもいる。
このようにして書き始めた近況報告は、書き終わると同時に友人へと届けられる。
少しの気恥ずかしさを感じながらも、私はこうしているのだと。
大きな欲求を相手にも自分にも感じている。
こうして季節が移り、年が過ぎ、交わる人たちが変わったとしても、
変わらずに同じ時間を過ごす友人がいる。
私が選んだことは、去年もおととしも変わっていないのかもしれない。
けれど変わっていないこともあるのだろうという、そんな。
近況報告。
この記事のトラックバックURL
http://mknnny.blog10.fc2.com/tb.php/737-df5a0b8b