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欠伸が止まらなくなるような、休日の昼。
夏を思わせるような風が吹いている。
けれど夏にはまだ届かない。
さらけ出している肌にあたるのは、柔らかさと少しの熱を感じる風。
六月の湿気がまだない中で、今日は珍しく快適な一日になりそうだった。

日差しが頂点に差し掛かる前、開け放たれた窓から窓へ風が抜けていく。
吸い始めた煙草の煙が右から左へとゆらゆらと流れ、左目に入って少し泣いた。

二か月前の黄砂で汚れた窓は、見事に白という色を窓に付けている。
窓から見える山から来る風に釣られて、左目を擦りながら景色を眺める。
ぼんやりとしたまま付けた煙草の灰を床に落とすまで、ただじっとよく晴れた、気持ちのいい日差しを眺め続けていた。

不意に目を閉じた。
見えてくるのは何時かの思い出。
こんないい天気の日だったろうかと、都合のいい自身の記憶変換機能が可笑しくてたまらない。

もうすぐかぁと呟いて、灰皿に煙草を押し付ける。
微かに残る煙草の煙が、右から左へと揺らめいていた。



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